Google は 2026 年 3 月 10 日(火)、約一か月半前の 2026 年 1 月 28 日(水)より米国にて展開を開始したメジャーアップデート版「Gemini in Chrome」の、展開地域と対応言語の拡大を発表しました。
「Gemini in Chrome」は名前からもわかる通り、Google AI「Gemini」が統合されたブラウザサービス「Chrome」です。当初は米国 / 英語向けに展開が開始されたのですが、新たにインド / ニュージーランド / カナダの 3 か国に展開が拡大されました。対応言語も、ヒンディー語 / フランス語 / スペイン語などを含む 50 以上の言語に一気に拡大されています。
また「Gemini in Chrome」は当初、Windows / macOS / Chromebook Plus 向けとして展開されたのですが、今回の展開地域と対応言語拡大に合わせてベースとなる AI モデルが当初の「Gemini 3」から「Gemini 3.1」にアップグレードされると共に、Android / iOS 版「Chrome」アプリにも展開が拡大されています。iOS の場合は「Chrome」アプリにて「Gemini in Chrome」を利用可能ですが、Android の場合は OS ベースでの実装となるため、Android 版「Chrome」アプリ利用中に電源ボタン長押しなどで「Gemini」を起動することで「Gemini in Chrome」を利用可能です。
新しいサイドパネルの展開
「Gemini in Chrome」では、ブラウジング中に常に「Gemini」を利用できる新しいサイドパネル(Gemini サイドパネル)が展開されます。
「Gemini サイドパネル」は、1 つのタブ内でブラウジングをしながら「Gemini」を活用してタスクを実行できる便利機能です。複数のサイトの製品レビュー要約をはじめ、「Gemini」に対する質問や指示など、いちいち画面を切り替えることなく実行できるようになります。
複数タブ比較
「Gemini in Chrome」にて展開される「Gemini サイドパネル」は、複数のタブを開いている状態でも動作します。
複数タブで開いている WEB ページの比較やリサーチなど、手軽に行うことが可能です。
「Nano Banana」による AI 画像生成
「Gemini in Chrome」にて展開される「Gemini サイドパネル」では、画像生成 AI モデル「Nano Banana」による AI 画像生成を利用可能です。
WEB ページ内の画像を表示している状態で「Gemini サイドパネル」に画像編集プロンプトを入力するだけで、新しいサイドパネル内で AI 画像生成が実行されます。
セキュリティも念頭に構築
「Gemini in Chrome」は、ユーザーが自由に操作できるよう設計されている一方で、セキュリティも念頭に構築されています。
たとえば、本来の操作を無視して AI に悪意のある指示を送る「Prompt Injection」などの既知の脅威を認識するための AI モデルトレーニングや、「Gmail」「Google カレンダー」などの Google サービスと連携する際にユーザーに確認を求める安全対策の実施など、セキュリティが重視されています。もちろん、セキュリティ機能向上などを含めた修正プログラムも、常に提供されます。
Source:Google
